おかげさまで株式会社ジェイ-ヴァックは
2022年に創業20周年を迎えました
節目の年を迎えるにあたって
私たちJ-VAC は、2002 年6 月、日本で最初のISO マネジメントシステム認証事業を立ち上げ、国内のISO 認証事業を先導してきた森田允史が、自らの信じる「付加価値のある」ISO 認証サービスを提供するために創業されました。
それまで、大企業・製造業が中心になって導入してきたISO マネジメントシステムでしたが、特にISO9001 の2000 年改定を機に、中小企業や非製造業にも広く導入されるようになるに伴い、それらの組織にとって過剰な文書や管理など、組織の実情に合わない運用を強いられることがISO マネジメントシステム導入における問題点として浮かび上がってきました。
このような状況に、「このままではISO はダメになる」と危機感を抱いた創業者・森田允史は、それまでの手順書や記録偏重のシステムではなく、組織のそれぞれのリスクや実際の活動を重視し、それぞれの組織の実情に即した審査を実施し、形骸化したシステムを助長することなく、実質的な問題を洗い出すことが真の「付加価値」であるとの信念から、62歳を過ぎて一念発起して創業したのが、J-VAC でした。
J-VACの20年を振り返って
こんにちは、J-VACの技術担当非常勤取締役のナイジェル・クロフトです。
このようなメッセージを、これまで20年にわたってJ-VACをご支援いただいたみなさんにお送りできることを大変嬉しく思います。
私が森田允史氏と初めて会ったのは約25年前でした。
その時私たちは共通の理想を持ちました。 ISO9001の1987年版や1994年版に基づいた当時の品質マネジメントシステムの多くは非常に官僚的なものでした。 そこでは何でも文書化することが期待され、それは「システムの文書化」というよりも「文書化のシステム」というものになってしまっていました。
ISO9001:2000年版で規格の意図は大きく変わりました。 そして森田さんと私は認証機関の新しいコンセプトを考えました。
官僚的で文書化偏重の重いシステムではなく、組織に対して「付加価値」を与える認証です。
そしてそのような考えから、J-VAC(Japan Value-Added Certification)は20年前の2002年に誕生し、認証ビジネスを開始しました。